ヴォルプスヴェーデ村と4人の芸術家たち:1894-1937-1

ヴォルプスヴェーデ村と4人の芸術家たち:1894-1937

大学の卒業制作で作ったボードゲーム。プレイヤーはドイツの芸術家村で活動する4人の芸術家となって、作品を退廃芸術にしようとするヒトラー(NPC)から逃れながら、協力して絵画作品を守っていきます。 武蔵野美術大学 学科賞受賞 ✍️ 初めてボードゲーム制作に挑戦した作品です。カード、ボード、駒、箱すべて手作りで制作しました。実際にドイツのヴォルプスヴェーデ村に行って調査をし、ゲームに落とし込んでいます。イベントモードでは、芸術家とヒトラーの伝記マンガをそれぞれの視点から15エピソード描きました。 ◼️作品概要 ゲームの主人公は、19世紀に活動していた風景画家オットー・モーダーゾーン、表現主義の画家パウラ・モーダーゾーン=ベッカー、デザイナーのハインリッヒ・フォーゲラー、詩人ライナー・マリア・リルケです。 プレイヤーはドイツ北部にある「ヴォルプスヴェーデ(Worpswede)」という芸術家村で活動していたこの4人の芸術家たちとなって、村の共同体を守りつつ、ヨーロッパの都市を巡りながら作品を制作していきます。 しかし、共同体を破壊し、作品を「退廃芸術」にしようとするアドルフ・ヒトラーが常に芸術家たちを狙っています。仲間と協力して、ヒトラーから逃れながら、作品を増やしていきましょう。 また、1894年から1937年という長い時間の中で、芸術家たちにまつわるイベントが発生します。イベントは伝記マンガになっているとともに、マンガ上ですごろくをすることができます。物語パートがあることで、彼らの生涯を追体験していくことができます。 ◼️制作期間 2014年1月〜2014年12月 ◼️制作ツール Illustrator / Photoshop ◼️プレイ情報 プレイ時間:3時間 プレイ人数:4人 対象年齢:12歳以上 ◼️仕様 内容物:カード140枚 / 木製コマ6個 / マーカー2個 / ダイス1個 / ゲームボード3枚 / 漫画シート15枚 / 説明書 ◼️製作者情報 システム・アートワーク 山中麻未
クレジット
Asami Yamanaka
Game Designer
Graphic Designer
Illustrator
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